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Dash & Lily (’20)

ちょっと新しい交換日記のクリスマスムービーin NY!

お久しぶりです。気づけばもうすぐクリスマスですね。

こんな季節には『ホームアローン』や『ラブアクチュアリー』など定番クリスマス映画が観たくなるのではないでしょうか!私は去年、かなり時間があったのでNetflixオリジナルのクリスマス映画はほとんど網羅しました、、

2020年、Netflixオリジナルで注目すべきは『ダッシュアンドリリー』というドラマです!海外ドラマ、長いんでしょと思うかもしれませんがこちらは各約20分×8話なのですぐに見終わってしまいます、、

 

今まで恋愛をした事がない奥手な17歳の女の子・リリーが、書店の本棚にノートを置いて行くところから物語は始まります。今年のクリスマスは家族と祝う事が出来ないリリーはそのノートを見つけた人と駆け引きをして会おうと、兄と考えたのです。

そのノートを見つけるのが、言うまでもなくダッシュという青年。彼もまた今年のクリスマスは1人で寂しく過ごす予定でした。しかし思いがけずノートを見つけた彼は顔も見えない彼女に惹かれていきます。

 

今Netflixでホットな韓国ドラマ『スタートアップ』もそうですが、手紙やノートなど顔の見えない相手とのやりとりが物語のスタートとなりますね。。自分の想像で作り上げてしまう恐怖もありますが、それ以上に文字の力というか、言葉一つ一つに重みを感じられてお互いに惹かれっていくのかなあ、と思います。

このダッシュ役の男の子はティモシー・シャラメっぽい不思議な魅力があってどんどん惹かれていった、、リリーは日系という設定で、ダッシュにお餅と作らせたり、年越しにはお年玉をもらったりしていてちょっと面白かったです。

今年のクリスマス気分をぶち上げる作品としてぜひ注目して見てください!

 

The Half of It (’20)

Do you believe in God?

『ハーフオブイット:面白いのはこれから』は、つい最近配信されたNetflixオリジナルムービーです。幼い頃中国からやってきたアリーは、中国人の父と駅の近くで二人暮らし。アリーには文才があり、沢山の人からレポートを頼まれたり、いいように使われているけれど淡々とこなしていた。そんな時、好きな女の子にラブレターを書いてほしいとポールから頼まれる。

アリーとアスターは本や芸術に関心があり、共通点も多い。何度も出て来る『日の名残り』。カズオ・イシグロが書いた作品で、劇中にも3回ほど出てきて、アスターはサインまでもらったと喜んでいたので(私は読んだことないのですが)知っている人なら倍面白いのでは、、、?

この作品を見て感じたことは、若干の『レディバード』っぽさ。アスターが放った”Do you believe in God?” というセリフや、サクラメントという地名が連想させます。この町を出ようか悩んでいるアリーの姿も、レディバードのよう。『レディバード』はサクラメントで悶々としている少女のお話。地元にも家族にもうんざりして、早く地元を出たいと思うレディバードには共感します。ブログのタイトルにもしているので、ぜひ見てほしい!

さらに池に入るシーンを見て、『君の名前で僕を呼んで』やNetflixオリジナル『最高に素晴らしいこと』、『眺めのいい部屋』を思い出しました、、どの映画にも池や湖でのシーンが出て来るのです。やっぱりそういうシーンは、皆はしゃいで打ち解けていくんだな、彼らの関係の分岐点なのかなと思いました。どの映画も爽やかで、とっても印象的なシーンです。人に与える水の影響力はすごいのかも。

壁に絵を描いたり、本を読んだり、芸術的なシーンが多い作品。恋愛も形にハマるものではなくて、色々な形があるなって改めて感じさせてくれる作品だと思います。

(今回もSafouraが最高な絵を描いてくれました、ありがとう、、、!)

 

【作品詳細⬇︎】

映画.com : https://eiga.com/movie/93016/

Filmarks : https://filmarks.com/movies/90480