映画『ハッピー・デス・デイ』毎日殺されて終了、ループからどう抜け出す?

by Sara Cervera

2019年に日本でも公開され、とても気になっていた作品『ハッピー・デス・デイ』。小さい頃見た「世にも奇妙な物語」で伊藤英明が出演していた回「さっきよりも良い人」に似ている物語です。(知っている人いるのだろうか?)何か良いことをしないと、何度も何度も同じ日を繰り返してしまうというお話。

本作でも、大学生の女の子がある1日を何度も繰り返していきます。目覚めると、身に覚えのない男性寮の部屋にいて、自分の部屋に帰ると友人がカップケーキを持って待っている。そう、この日は彼女の誕生日。しかし毎日、大学のマスコットの仮面を被った何者かに殺されて1日を終えるのです……ホラーっぽいけれど、ミステリーに近い。さらにコメディ要素も沢山あるのでとても満足感が高い作品です。

1日が繰り返されていると知った彼女は殺されまいと毎日逃げます。違う1日を過ごそうとしても、今までのいい加減な生活を正そうとしても、殺されてしまう。何が原因なのか、誰が殺しに来るのか、命をかけて解明しようとする。

『ハッピー・デス・デイ』予告編

原因が分かりやっと元の生活に戻れた!と思ったところに、また自分と同じように1日を繰り返している男の子が現れます。自分と同じ目に遭っている彼を助けようと、彼女はまたパラレルワールドの謎に引き込まれていく。これが続編の『ハッピー・デス・デイ U2』です。どちらも謎が多く、引き込まれてしまいました。

もし、また今日が繰り返されたら?と考えたことはありませんか? 私は「世にも奇妙な物語」を見てから何度も考えました。最初は色々なことが出来て楽しいだろうけど、自分だけがこの先の展開を分かっていて、段々と辛くなっていくんだろうなと思います。こういう話を想像すると、何気ない毎日だけど新しいことが待っているのかなと少しワクワクしますね!