007のヴェスパーマティーニやSATCのコスモポリタンなど、カクテルが出てくる映画やドラマとレシピをご紹介!
(とても久しぶりにブログを更新します…!)
私自身あまりお酒は飲めないのだけれど、海外映画やドラマを見ているとお酒を魅力的に描いている作品がほんっとうに多い。スーツを着てウイスキーを飲むジェームズ・ボンド、仕事帰りに女友達とバーによるイケイケのNYガールズたち。
ハマっているドラマの主人公がマックを食べてたら食べながら観るし、トッポギを食べてたら頼んじゃう程、作品に影響されやすい私。今回はそんな私が飲んでみたカクテルを、お家でも作れる方法でご紹介。
■『007 カジノロワイヤル』ヴェスパーマティーニ
ダニエル・クレイグ版007の1作品目、「カジノロワイヤル」。今や『ファンタスティック・ビーストとダンブルドアの秘密』でグリンデルバルド役を演じ、一躍有名になったマッツ・ミケルセンが悪役の本作。ダニエルとマッツというイケオジ好きにはたまらない作品で・・・その中で必要以上に映し出されているのは「ヴェスパーマティーニ」。
実際、ボンドが好むのは「ウォッカマティーニ」と言われていて、「ステア(氷を入れて混ぜる)じゃなくシェイクで」という頼み方が歴代ボンドに受け継がれているほど。
では「ヴェスパーマティーニ」とは何か!「カジノロワイヤル」では、ボンドガールとして、ボンドが一番愛した女・ヴェスパーという女性が出てくるのだけれど、彼女に捧げて作ったカクテルでもある。レモンピールが浮かべられたマティーニに、ボンドが毒を入れられてしまうシーンは、その後の二人の関係も示唆しているよう。好きなカクテルだから、つい警戒せず飲んでしまうのだ・・・。
【ヴェスパーマティーニの作り方】
1 ジン90ml、ウォッカ30ml、リレブラン15mlをシェイカーに入れる。
2 氷を入れてシェイクする。
3 グラスに注ぐ。
4 レモンピールで香りづけ、お酒の中に入れる。
〈参考〉https://www.liquor.com/recipes/vesper/
↓近くの酒屋やアマゾンでも結構揃えられます!
■『チャイナタウン』トムコリンズ
ジャック・ニコルソン主演の映画『チャイナタウン』。ジャック演じる探偵のジェイクが、LAで起こった事件を解決しようと奮闘するが、捜査していく中で、被害者の妻であり依頼人のイブリンという女性に興味を持つようになる。
舞台は1930年代のアメリカ。女性たちのファッションが独特で、髪を短く切り眉毛はアーチ状で極細の時代だった。タバコもしっかりケースに入れて吸っているシーンはとっても美しくて印象的。そんな格好をして、イブリンが頼んでいたのが「トムコリンズ」だった。当時の女性たちに人気のカクテルだったらしい。
初めて観たのは大学生の時だったので、カクテルとは???という状態だったにも関わらず、「トムコリンズ」の存在はよく覚えている。甘めに作るとレモネードのように感じるので、お酒が飲めない人もハマってしまうこと間違いなし。
【トムコリンズの作り方】
1 ジン60ml、レモンジュース20ml(しぼった果汁でもよし!)、シロップ2tspをシェイク。
2 氷を入れたコリンズグラスに入れ、炭酸水を注ぐ。
〈参考〉https://cocktailrecipe.suntory.co.jp/wnb/cocktail/recipe/tom_collins/
■『セックス・アンド・ザ・シティ』コスモポリタン
コスモポリタンは、初めて『セックス・アンド・ザ・シティ』の作中で見て心が躍ったカクテルだった。鮮やかなピンク色をしていて、丸いカクテルグラスに入っている。これほどカワイイカクテルがあるだろうか?(キャリーたちが飲んでいた効果もあり)
実際作ってみると、本当に強すぎてびっくり。彼女たちはこんな物を飲んで夜のニューヨークに繰り出しているのか・・・と尊敬の念を抱いたほど。私はいっぱい飲んだだけで眠りこきます。少し材料が高いのが玉に瑕ですが、バーで飲むよりは断然安い!(バーは、そこで飲む雰囲気代も含まれているけれど・・・)

【コスモポリタンの作り方】
1 ウォッカ30ml、ホワイトキュラソー15ml、クランベリージュース15ml、ライムジュース1tsp(お好みで!)を氷と一緒にシェイクする。
2 カクテルグラスに注ぐ。
〈参考〉https://cocktailrecipe.suntory.co.jp/wnb/cocktail/recipe/cosmopolitan/