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ルカ・グァダニーノ監督の『君の名前で僕を呼んで』。観たことある人も多いのでは?美少年エリオ(ティモシー・シャラメ)とオリヴァー(アーミー・ハマー)の男性同士の恋模様を描いた、イタリアが舞台の美しいお話。プロデューサーが、以前『モーリス』という同性愛の映画を撮った、同性愛者のジェームズ・アイヴォリーということでも注目されてきた映画。

この映画をご覧になった方に、「この映画の中で印象に残ったことと言えば?」と聞くと「アプリコット」とお答えになる確率は90パーセントだと思います。それくらい印象に残ってしまう「アプリコット」。

(勘の良い方はお気づきかもしれませんが)なんと辞書で調べてみると、アプリコットは「両性具有であり、その形から女性的意味合いを持つことがある」と出てくる!庭でアプリコットを栽培し、それをもぎ取りジュースにしたり、雨の日も風の日もアプリコットが映し出されるその背景には、LGBT的な意味合いが隠されていたと言えるでしょう。もしかすると、今回オリヴァーと出会い初めて男性を好きになったエリオは、ゲイという括りではなく「パンセクシャル」(性にとらわれず好きになった人のことが好きな人のこと)とも言えるのでは、、?

この映画中に原作者のアンドレ・アシマンが登場していることをご存知ですか?彼はエリオの家にやってくるゲイカップルの1人として登場します。ぜひそのシーンにも注目して頂きたい。

さらに彼が続編 Find Me を去年出版しました。これはエリオの父親が語りとなっていて、彼らのその後を描いています。わたしも日本で見つけてつい買ってしまいましたが、まだ全て読んでおらず、、結末楽しみです!

さてさて、『君の名前で僕を呼んで』はアマゾンプライムやツタヤでご覧になることができます!わたし自身、作品に惹かれ卒業論文でも扱ったので思い出深い作品です、、、同性愛の作品とか観たことない!という方にもおすすめ。